広島で商品やサービスの認知度を高めたい場合、大型デジタルサイネージは有力な広告手段の一つです。
動画やアニメーションを使って情報を発信できるため、ポスターや看板と比べて通行人の目を引きやすく、企業のブランディングやイベント告知、店舗への集客、採用広告などに活用できます。
一方、広島には広島駅、紙屋町、八丁堀など複数の掲出エリアがあり、媒体によってサイズや料金、視認する人の属性が異なります。
本記事では、広島で大型デジタルサイネージ広告を出せる主な場所と、目的に合った掲出先の選び方を解説します。
広島で大型デジタルサイネージを出せる主な場所
広島市内で大型デジタルサイネージを検討する場合、主な候補は次のとおりです。
| 掲出先 | 主なエリア | 特徴 | 向いている広告 |
|---|---|---|---|
| 広島駅・ミナモア | 広島駅 | 駅利用者、観光客、ビジネス層に訴求しやすい | 商品PR、観光、採用、イベント |
| EDION VISION HIROSHIMA | 紙屋町 | 広島市中心部の大型屋外ビジョン | 認知拡大、イベント、ブランド広告 |
| ひろぎん大型デジタルサイネージ | 紙屋町・八丁堀など | オフィス・商業エリアの生活動線に接触 | 地域企業、金融、不動産、採用 |
| 広島中郵便局 | 紙屋町周辺 | 100インチの屋外向けモニター | 地域密着型サービス、店舗集客 |
| Bucci A SIGNAGE | 広島駅・八丁堀・紙屋町 | 市内中心部の複数地点へ一括配信 | エリア認知、キャンペーン告知 |
| エールエールHIROSHIMA | 広島駅前 | 駅直結施設の入口付近に設置 | 店舗、地域情報、イベント |
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.広島駅・ミナモアの大型デジタルサイネージ
幅広い層へ広告を届けたい場合、まず候補になるのが広島駅です。
広島駅は通勤・通学だけでなく、新幹線を利用するビジネス層や県外からの観光客も行き交います。広島県内の生活者と県外客の両方に接触できる点が大きな特徴です。
広島駅ビル「ミナモア」の中央アトリウムには、横約7メートル、高さ約2メートルの大型LEDビジョン「オイスタービジョン」が設置されています。音声にも対応しており、映像と音を組み合わせた訴求が可能です。
ロール放映は15秒素材を基本として、1週間単位での掲出が案内されています。周辺の柱型ビジョンなどと組み合わせれば、駅構内で広告の接触機会を増やすこともできます。JR西日本コミュニケーションズ
広島駅のデジタルサイネージは、次のような広告に向いています。
- 観光施設やホテルの案内
- 新商品や新店舗の告知
- 企業・学校のブランディング
- 採用広告
- コンサートやスポーツイベントの告知
ただし、駅広告には事前審査があります。空き枠の確認や素材制作、入稿スケジュールも含め、余裕を持って広告会社へ相談しましょう。
2.EDION VISION HIROSHIMA
広島市中心部で大きなインパクトを出したい場合は、紙屋町西電停前にある「EDION VISION HIROSHIMA」が候補になります。
周辺には、そごう広島店、広島バスセンター、紙屋町シャレオ、広島本通商店街などがあり、買い物客や通勤者、観光客が行き交います。広島グリーンアリーナなどでイベントが行われる際の来場者にも訴求しやすい立地です。
画面は上下に分かれており、上部は幅3.4メートル×高さ3.84メートル、下部は幅3.4メートル×高さ2.16メートル。15秒CMの場合、公式サイトに掲載されている税別料金は、7日間で上部6万円、下部5万円からです。別途、素材のフォーマット編集費などがかかります。EDION VISION HIROSHIMA
次のような目的に適しています。
- 広島市内で企業や商品の認知度を高めたい
- イベント開催に合わせて短期間で広告を出したい
- 観光客や買い物客にもアプローチしたい
- 大型画面を使って印象的な映像を流したい
短期間から利用できるため、大型ビジョンを初めて利用する企業にも検討しやすい媒体です。
3.ひろぎん大型デジタルサイネージ
地域住民やビジネス層への継続的な訴求には、広島銀行の店舗に設置された大型デジタルサイネージも選択肢になります。
大型サイネージは、本社ビル、八丁堀支店、本川支店などに設置されています。特に紙屋町の本社ビルにある画面は幅3.6メートル×高さ2.1メートルで、ATM利用者だけでなく、周辺を通行するビジネス層や観光客にも広告を届けられます。広島銀行「広告サービス」
地域に根差した媒体であるため、次のような業種と相性があります。
- 不動産・住宅
- 医療・介護
- 教育・スクール
- 地域イベント
- 地元企業の採用広告
- 法人向けサービス
複数の店舗やエリアを組み合わせて配信できるか、希望する期間に空きがあるかは、事前に確認しましょう。
4.広島中郵便局の屋外デジタルサイネージ
紙屋町周辺で比較的長期間の広告を出したい場合は、広島中郵便局の屋外デジタルサイネージも候補になります。
ショーウインドウ内に100インチの高輝度LEDパネルが設置されており、15秒または30秒の動画を放映できます。公式案内では、放映時間は8時から22時までで、1日約130回放映。15秒枠の料金は税込6万6,000円からとなっています。広島中郵便局・屋外デジタルサイネージ
広島バスセンター、県庁、そごう広島店、原爆ドームなどに近く、周辺を歩く人に繰り返し訴求できる点が特徴です。
特に次のような広告に向いています。
- 紙屋町周辺の店舗や施設への誘導
- 地域住民向けサービスの告知
- セミナーや展示会の案内
- 医療機関やスクールの認知拡大
1週間単位の大型ビジョンより長く広告を流したい場合や、同じエリアで接触回数を増やしたい場合に検討しやすい媒体です。
5.Bucci A SIGNAGE
一つの巨大画面ではなく、広島市内の複数地点で広告を見せたい場合は、「Bucci A SIGNAGE」が適しています。
広島駅、八丁堀、紙屋町の3エリアにサイネージが設置されており、複数の画面で同じ広告を配信できます。広島市も市政情報の発信に利用しており、公式情報では3エリア19台、1回15秒、6分ごとの放映と案内されています。広島市「デジタルサイネージ」
一つの場所で強いインパクトを出す大型ビジョンとは異なり、街を移動する人に複数回接触させやすい点が特徴です。
- 広島市中心部で広く認知を獲得したい
- 店舗のオープンやキャンペーンを告知したい
- 複数エリアからイベント会場へ誘導したい
- 同じ広告を繰り返し見てもらいたい
このような目的に適しています。
6.エールエールHIROSHIMA
広島駅前で地域住民や駅利用者へ広告を届けたい場合は、エールエールHIROSHIMAのデジタルサイネージも候補です。
広島駅とペデストリアンデッキで直結した2階北側エントランスに、縦型55インチモニターが設置されています。1プログラム6分の中で15秒CMが1回放映され、1日約190回、30日では約5,700回の放映が案内されています。
巨大ビジョンほどの画面サイズではありませんが、建物の入口付近で繰り返し広告を見せられることがメリットです。エールエールHIROSHIMAデジタルサイネージ
駅周辺店舗の案内や、地域イベント、生活者向けサービスの広告などに向いています。
大型デジタルサイネージの掲出場所を選ぶポイント
広告効果を高めるには、単に画面が大きい媒体を選ぶのではなく、広告の目的と掲出場所を合わせることが重要です。
ターゲットがいるエリアを選ぶ
まず、「誰に広告を見てもらいたいのか」を明確にしましょう。
- 観光客や県外客:広島駅
- 買い物客や若年層:八丁堀・本通周辺
- ビジネス層:紙屋町・八丁堀
- 地域住民:郵便局、銀行、商業施設
- イベント来場者:紙屋町、広島駅、会場周辺
ターゲットの行動範囲に媒体がなければ、画面が大きくても十分な効果は期待できません。
画面の大きさだけで判断しない
大型ビジョンでも、見る位置や距離によって適した表現は変わります。
遠くから見る屋外ビジョンでは、細かい文字や長い文章は読まれにくいため、「商品名」「短いメッセージ」「印象的な写真」などに情報を絞る必要があります。
一方、施設入口や駅構内のサイネージは、画面との距離が比較的近く、QRコードや検索キーワードを見せる表現にも向いています。
放映回数と掲出期間を確認する
デジタルサイネージの料金だけでなく、次の条件も比較しましょう。
- 1時間あたりの放映回数
- 1日の放映時間
- 1回あたりの秒数
- 掲出期間
- 音声の有無
- 同時に流れる広告の本数
短期間で話題をつくりたい場合は大型ビジョン、地域で継続的に認知を高めたい場合は1カ月以上のサイネージが適しています。
広告制作費を含めて予算を考える
媒体料金とは別に、動画制作費やデータ変換費、入稿作業費が発生する場合があります。
また、同じ動画を複数の媒体で使用する場合でも、画面の縦横比や解像度に合わせた編集が必要になることがあります。見積もりを依頼するときは、制作費を含めた総額を確認しましょう。
広告審査と入稿期限を確認する
駅や商業施設、金融機関などの広告には、媒体ごとの審査基準があります。
誇大表現、公序良俗に反する内容、権利処理されていない画像などは掲出できない場合があります。イベントの日程に合わせる場合は、審査期間や修正期間も考慮し、早めに準備を始めましょう。
広島で大型デジタルサイネージを出すまでの流れ
一般的な出稿の流れは次のとおりです。
- 広告の目的とターゲットを決める
- 希望するエリアと媒体を選ぶ
- 空き状況と料金を問い合わせる
- 掲出期間と放映条件を決める
- 広告内容の審査を受ける
- 指定された形式で動画や画像を入稿する
- 放映開始後に掲出状況を確認する
人気のある時期やイベント開催期間は、早い段階で広告枠が埋まることがあります。掲出希望日の1~2カ月前を目安に相談を始めると、媒体選定や素材制作を進めやすくなります。
広島の大型デジタルサイネージに関するよくある質問
広島で大型デジタルサイネージを出す費用はいくらですか?
媒体や期間によって異なりますが、数万円から数十万円程度で利用できる媒体があります。広島駅の大型LEDビジョンや買い切り放映、複数媒体を組み合わせた展開では、さらに高額になることがあります。
媒体料金に加えて、動画制作費や編集費が必要かどうかも確認しましょう。
個人でも広告を出せますか?
個人から申し込める媒体もあります。ただし、すべての媒体で個人広告や応援広告を受け付けているとは限りません。
タレントやキャラクターの画像を使用する場合は、所属事務所や権利者の許可が必要です。
動画がなくても出稿できますか?
静止画を動画形式に変換して放映できる媒体もあります。画像を切り替えるスライド形式や、文字に簡単な動きを付けた広告であれば、撮影を行わずに制作することも可能です。
QRコードは掲載できますか?
掲載できる媒体はありますが、屋外の大型ビジョンでは画面との距離が遠く、読み取りにくい場合があります。QRコードだけに頼らず、会社名や商品名、検索しやすいキーワードも表示するとよいでしょう。
まとめ
広島で大型デジタルサイネージを出せる場所は、広島駅、紙屋町、八丁堀などの中心エリアに集まっています。
広い範囲から訪れる人へ強いインパクトを与えたい場合は、広島駅のオイスタービジョンやEDION VISION HIROSHIMAが候補です。
一方、地域住民へ継続的に広告を届けたい場合は、広島中郵便局や広島銀行のサイネージ、市内の複数地点に配信できるBucci A SIGNAGEなどが適しています。
重要なのは、画面の大きさだけで決めず、ターゲット、エリア、放映回数、掲出期間、制作費を比較することです。まずは広告の目的と予算を整理し、希望する媒体の最新料金や空き状況を問い合わせてみましょう。
※掲載している媒体仕様や料金は変更される場合があります。出稿時には各媒体社・広告会社の最新資料をご確認ください。