TikTok、Instagramリール、Youtubeショートなどの、ショートムービーが流行っていることはご存じですか?
手軽に見れるショートムービーを多くの人が利用しており、若者だけではなく企業も積極的に活用しはじめています。
また、Instagramのリールはフォロワー以外の多くの人にも動画を見てもらえる仕組み(アルゴリズム)ということはご存じでしょうか。
企業の担当者や店舗ビジネスをされている方などSNSに触れる可能性のある方にはオススメな基礎知識の記事となっております。
今回はInstagramのリールの概要とバズらせるための基本を解説いたします。
Instagramのリールとは?
インスタグラムのリールは「最長90秒の縦動画を作成・投稿・発見できる機能」です。
スマートフォンの画面いっぱいに動画が表示され、スクロールすると次の動画が再生されます。
さらに、ユーザーは動画を探すというよりも、隙間時間に効率よくリールタブを開き、表示された動画を楽しみます。
また、通常の投稿と同じく「いいね・コメント・保存」ができ、プロフィール画面に行かずにフォローすることも可能です。
リールを見ただけでは足跡はつかず再生回数にカウントされ、「いいね」「コメント」をしたアカウントの確認はできます。
リールが表示される場所
・ホーム画面
・発見タブ
・フィード&リールタブ
上記の場所から見ることができます。
リールとストーリーの違い
ストーリーは、24時間で消える縦型の15秒の動画です。例えば60秒の動画であれば15秒ずつに分けて投稿ができます。そして、リールは2022年から90秒の動画を投稿できるようになりました。また、ストーリーはフォロワーにリーチしますが、リールはフォロワー外にダイナミックに拡散されます。
そして、位置づけとしてはストーリーはフォロワーコミュニケーションツールという位置づけに対し、リールはコンテンツを多くの人に拡散するツールという位置づけとなります。
リールとTikTokの違い
TikTokはショート動画のみのアプリのため、アプリ起動と同時に動画が流れ始めます。インスタグラムリールはアプリを開いただけでは動画が流れず、ホームのタイムラインが出ます。
また、TikTokは当初は若者中心でしたが、現在は30代も積極的な活用をしております。
リールはTikTokより平均年齢層は高く幅広い年代に利用されております。さらにアクティブユーザー数は多く、若者以外のリーチにも期待ができます。
リールとYouTubeショートの違い
YouTubeのショート動画は、最長60秒です。
そして、Instagramのリールは、最長90秒です。
また各SNSのポジショニングとしてYouTubeはエンタメ動画を閲覧するツールで、Instagramは興味のあるコンテンツを探すツールです。
そして、リーチできる年齢層はとても近く、男性が多いのはYouTubeで女性が多いのはInstagramとなります。
リールをバズらせる3つの方法(基本)これだけでもおさえよう!
まず理解しておきたい、リールがバズる仕組みとはリールがおすすめ表示されることを指します。
おすすめ表示とはフォロワー外のユーザーに優先的に表示されることを指し、レコメンドとも呼ばれております。
リールがどのようにおすすめ表示をしているのか理解し正しい方法で投稿する必要があります。
まずは公式発表された情報を見てみましょう。
③トレンドの音源を使う
今からリールを始める方はトレンドの音源を使い、リール作りに慣れることをおすすめします。
リール投稿時に音楽を選べる機能があり、その画面に行くと上位にトレンドの音楽が並びますのでそこから選択しましょう。試しに再生するとどこか聴いたことあることかと思います。
トレンドの曲を使用する理由は、耳に残りやすいものが多く、ハートをキャッチする動画になりやすい傾向があるからです。
リールがバズる方法(テクニック編)
細かいテクニックやノウハウは多数あります。今すぐに実践できるものもございますのでそちらを解説いたします。
インスタリールがバズる時間
基本的にインスタのユーザーがアクティブに閲覧しているゴールデンタイムが19時~23時といわれております。
リールは投稿後のエンゲージ獲得や視聴完了数を獲得するとおすすめに乗りやすく、再生回数が増えることが見込めますので、投稿時間も意識しましょう。
ストーリー・フィードへシェアする
Instagramユーザーにはリールタブを見ない方もいます。
既存フォロワーが視聴しやすいストーリーにシェアして、リールを普段見ないフォロワーにもリールを誘導し視聴してもらいましょう。
また、リール投稿時にフィードへシェアするか選ぶ項目があります。デフォルトで投稿したらフィードにもシェアされ、リールタブでなくてもホームのタイムライン上でリールを視聴してもらうことができます。
起承転結をつける
冒頭の掴みの1秒ももちろん大事ですが、その後のストーリー(起承転結)も大事です。
なぜなら、Instagramのアルゴリズムはリール動画の視聴完了率を重要視しております。
とはいえ難しい方は、起承転結の4コマではなく”2コマ”で簡単な構成で慣れることおすすめします。
1コマ目にキャッチコピーで、『○○の方法』の様な引きを作り、2コマ目にそれをやっている動画を見せる程度の10秒ぐらいの構成です。
”このあとどうなるの?”という気持ちにさせることができたら視聴完了率が上がることに期待ができます。
最高のプロフィールを作っておく
リールからフォロワーに繋がらないと多くの人に視聴されても意味がないので企業様や仕事でやっている方はプロフィールに訪問された時の対策も行いましょう。
つまり、フォローまでしてもらえる導線を整えておきましょう。
実は、リールが再生されてもフォローされないケースはよく見受けられます。
そうならないように最高のプロフィールを作っておきましょう。
繰り返し見たいと思わせる編集
「繰り返し見たい」「また見たい」などの感情になる動画を作ることも大切です。例えば、レシピ動画などですと、短時間で分かりやすく、とてもニーズが高いです。
短時間で活用しやすい動画は実用性が高く、”また後で見たい、他のリール動画も見たい”などの
感情になりやすいため、リールの再生回数が増え、フォロー獲得にも繋がります。
伸びない原因はコレかも!?NGなリール動画の作り方
リールの再生回数が増えない人は思い当たる節があるかもしれません。ここでは、注意点を解説いたします。
Instagramの公式の発表
is blurry due to low-resolution.
is visibly recycled from other apps (i.e. contains logos or water marks).
is uploaded with a border around it.
has the majority of the image covered by text.@creators|Instagram
要約すると以下の内容が記載されております。
・ぼやけていたり、画質が低い動画
・TikTokのロゴ入りなどの転載動画
・枠線のある動画
・テキストで大部分が覆われてしまっている動画
上記の項目を意識し、せっかく作ったリール動画が無駄にならないようにしましょう。
企業アカウントのリールはバズりにくい!?
ショートムービーは、
”面白い”コンテンツが流行る傾向があります。
そのため、企業アカウントでバズらせるにはアイディアが必要だったり、難しい側面もあります。それはリールに限ったことではなくフィード投稿も同じです。
企業様は100万再生を目指すよりまずは1万再生以上を目指し、SNSの経験を企業のナレッジとして貯めることや、マーケティング達成のための導線設計としてリールを前向きに活用することがおすすめします。
フィード投稿で10,000人に見てもらうよりもリールで10,000人に見られる方がハードルはかなり低いです。
まとめ
今回はバズるために必要な基本事項について解説いたしました。
ここから更に知見を深めていくためには、バズっているリールを研究し
自分の言葉でノウハウを貯めることが一番の近道です。
また、ザッカーバーグさんもリールに力を入れると言っていたこともつい最近の出来事です。
リールに勢いをつけてmetaも調子を上げたいというプラットフォーム側の事情を鑑みても
リールに注力しましょう。
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